ラブハンター
七五三なんてしたか?
記憶にないけど、したなら豪華にやったんだろうし。
アルバムには入ってないと思う。
「あっ、もしかしてお兄ちゃん…?」
「ん、そうそう。10歳離れてる」
「陽ちゃんに似てない。別系統の顔…」
「父親似なんだよ、兄貴」
「陽ちゃんはママ似だぁ~!!お母さん、美人!!」
「うわっ、久しぶりに見た…」
母親は俺を嫌いだと思う。
俺が大事な長男の嫁に手を出したってことになってるから。
その時の汚いモノを見る目は一生忘れらんないと思う。
「兄弟の仲はよかったの?」
「ん~、兄貴には可愛がられた。今はどこにいんのか知らないけど」
「ふぅん」
「俺、義理の姉と関係あったんだよね~」
「へっ…!?」
まぁ、その反応は妥当。
俺は悪者になったけど、兄貴より5歳下で、俺の5歳上だった彼女を、俺は本気で好きだった。
勉強教えてくれたり、悩み聞いてくれたり。
火遊びの相手だったんだな、俺は。
記憶にないけど、したなら豪華にやったんだろうし。
アルバムには入ってないと思う。
「あっ、もしかしてお兄ちゃん…?」
「ん、そうそう。10歳離れてる」
「陽ちゃんに似てない。別系統の顔…」
「父親似なんだよ、兄貴」
「陽ちゃんはママ似だぁ~!!お母さん、美人!!」
「うわっ、久しぶりに見た…」
母親は俺を嫌いだと思う。
俺が大事な長男の嫁に手を出したってことになってるから。
その時の汚いモノを見る目は一生忘れらんないと思う。
「兄弟の仲はよかったの?」
「ん~、兄貴には可愛がられた。今はどこにいんのか知らないけど」
「ふぅん」
「俺、義理の姉と関係あったんだよね~」
「へっ…!?」
まぁ、その反応は妥当。
俺は悪者になったけど、兄貴より5歳下で、俺の5歳上だった彼女を、俺は本気で好きだった。
勉強教えてくれたり、悩み聞いてくれたり。
火遊びの相手だったんだな、俺は。