ラブハンター
オリジナルで作ると、金がかかるので、ここは朝比奈家の下請けブランドショップで作ってもらおう。



俺って使える~。



「1人5000円くらいで作ってもらうか~」

「陽、マジ最高」

「6人分で3万ってとこか」

「残り2万弱は、適当になくなるだろ」



斎藤がブスッとしてまぁす。



どうやったら他人の前でこんなに不機嫌になれるんだ。



「斎藤のソファー、どうにかしてやるよ…」

「当たり前だから」

「はいはい…」



どうやらうちのマネはいちばんの権力者らしい。



いらないソファーなんか実家に腐るほどあるだろうし…。



「じゃ、ジャージは副部長に任せるとして、まず…やるか!!」



とにかく悠大は踊りたくてうずうずしてる。



室内温度を最低まで下げた悠大が準備運動をし始めた。



やっぱりマジメだ…。



「部長、ブレイクってタイプじゃなさそうだけど」

「見様見真似から初めて、10年やってる」

「マジで!?」



すげーよ、悠大は。



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