ラブハンター

ってか寝ちゃったけど…。



「ご飯できたよ～って!!寝ちゃってるじゃん」

「どうしよ…」

「尚道大きいから安心するのかな？布団に寝かせていいよ」



抱き上げて隣の部屋に敷かれてる布団に寝かせた。



薄く目を開け、また抱きつかれて…。



う、動きたくないかも…。



「杏里、俺も少し横になっていい？」

「そんなに疲れてるの？」

「なんか寝顔見てると癒される…。このまま寝ちゃいたい…」



と言っていたら夢の中。



すっかり寝てしまった!!



「やばいっ!!」

「なにが!?」

「いや、帰らないとメシが…」

「尚道も食べてったら？」

「なんか他のヤツが張り切っちゃって。俺のためにメシ作って待ってんだよね～」

「なら帰らないと。千里は大丈夫だから」

「ん～…、名残惜しい…」

「尚道…？」

「ん？」

「来てくれて嬉しかった。ありがとう」



だって彼氏だし!!



未来の息子の心配すんのは当たり前じゃん。