ラブハンター
俺みたいなのをウザいって思うヤツもいんだけど。



「ムリに友達作んなくていいと思うけど」

「だって…放課後に遊んでみたりしてぇじゃん…」



か、カワイイっ!!



少し拗ねたようにそう言う悠大、カワイイ!!



「なに見てんだよ…」

「そうやって、俺と接するみたいにすりゃあいいじゃん」

「は?」

「思ってること、言えばいい」

「ん、明日言ってみる…」



次の日、そんな悠大が気になり隣のクラスを覗いた。



頑張れビーム!!



視線を送り、ただ応援。



それに気づいた悠大が立ち上がった。



グループになって固まってるとこに近づく。



そこから攻めんのか!!



レベル高いって。



「あのっさ…」

「ゆ、悠大くんっ…。どうしたの?」

「この前…誘ってくれたのに悪かった…。カラオケとか、行ったことなくて…苦手っつーか…」

「うん…?」

「悪気があって言ったわけじゃねぇって、思って…。感じ悪かったかもしんねぇけど…嬉しかったんで…」



悠大…カワイすぎっ!!



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