ラブハンター
不器用すぎてカワイイ!!



頑張れ、悠大。



「今日とか…ヒマなら…」

「わりぃ、俺ら今日寄り道して帰るから」

「あっ、そう…か…」

「お前も来る?最後にファミレスで杉田の歓迎会やるけど」

「い、行くっ!!」



アイツいいヤツじゃね!?



いい友達できたな、悠大っ!!



俺は嬉しいよ…。



「陽さん、ってことなんで夜メシ…いらないっス」

「悠ちゃん激カワ。よかったな」

「うっせ…」



ヤバイヤバイ、男の俺でもきゅんとしちゃうって。



ん~、いい気分。



次の時間は移動教室で、不意に感じた視線。



うわっ…見てるよ…。



白咲 スミレにガン見されてる…。



「おい、小さいのにめっちゃ見られてね?」

「俺?」

「違うだろ…」



俺を見てんだよ…。



廊下の角から顔だけ出して。



「何だアレ…」

「「超カワイイ」」



ヤバい、コイツらのツボにハマってんじゃん。



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