ずっと大好き…この恋は秘密 …


「浅井さん…?」


みのりの声にやっと浅井がみのりの目を見た。


「ん?」


優しく笑う浅井に…

みのりはそれ以上聞けずに首を横に振った。



「はい、出来た」


みのりの手の甲に絆創膏を貼って浅井が笑った。


手当てが終わった後もみのりの手を離さない浅井をみのりが少し赤い顔で見る。




「…佐倉、

さっきはごめんな」


浅井が少し苦笑いしながらみのりから目をそらして言った。


「…悟くんがタイプかって聞いたこと?」



みのりの言葉に浅井が黙ってうなづく。


しばらく黙った浅井をみのりが見つめていると

浅井が気まずそうにみのりを見た。



「…あれ、

ただのやきもちだから…」




バツが悪そうに言う浅井をみのりがビックリした顔で見ていた。





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