ずっと大好き…この恋は秘密 …


「オレは佐倉に甘えられるんならうれしい。

どんなに甘えられても嫌いになんかなんないよ。

…オレの気持ち信用してない?


言ったよな?

佐倉が好きだって」



真面目な顔で言う浅井の胸にみのりが顔をうずめる。


「…佐倉?」





あたしの涙腺は絶対におかしい…


でも

好きで好きで仕方なくて…


だけど諦めなきゃって…

ずっと言い聞かせてたから…


まさか浅井さんの腕の中でそんなうれしい言葉聞けると思ってなかったから…






「…泣き虫(笑)」


浅井がみのりを抱きしめながら言う。



「好き」


「うん」


浅井が頷く。


「大好き」



大好き…


大好き…



「オレも」



浅井の言葉にまたしてもみのりの目が潤む。




「泣きすぎ!(笑)

あんまり泣いてるとこれ返してやらねぇぞ」




そう言って浅井がみのりに見せたのはみのりのブラだった。



「―――っ!!」



みのりが慌てて浅井からブラを奪う。


「さて、

佐倉も泣き止んだことだし朝ご飯にでもするか」



みのりが赤くなった顔で頷いたのを見て

浅井が優しく微笑んだ。




ベッドからでるのが

少しだけ寂しかった。



そんなみのりの気持ちに気づいたのか

浅井がベッドから降りる前におでこにキスをした。




優しい優しいキスに…

心も体も溶けてしまいそうだった。





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