ずっと大好き…この恋は秘密 …


何も言わないで見つめてくる浅井に耐え切れなくなり


みのりがふらつく足で歩き出す。



「髪拭かないと…

タオル…」


すれ違おうとしたみのりを

浅井が止める。


「…いいよ。

そんなの」


そしてみのりを自分の胸に引き寄せて抱きしめた。


「でも…

冷たいし…」


みのりの胸が急に騒がしくなる。


「ん〜…

でもそんなのすぐにわかんなくなっちゃうし…」


意味の分からない浅井の言葉に

みのりが浅井の顔を見上げた途端…



浅井がみのりの唇を塞いだ。


「ん…っ」


浅井がすぐに唇を離し
みのりの唇を舐める。


「…まだ酒の味がする(笑)


…オレも酔いそう」


そう言って再び唇を奪われて…


みのりが目を閉じる。



いつの間にかベッドに押し倒されても

頭がふわふわしていて不思議と
恥ずかしさもなかった。


「あ…んん…」


浅井の情熱的なキスに体の芯まで痺れてくるのがわかる。



「浅っ…」


やっとみのりの唇を解放した浅井がみのりを見つめる。


みのりの体からは力が抜けていて

お酒のせいかトロンとした瞳で浅井を見つめ返していた。


「…みのり酔うとエッチだな(笑)」


みのりの顔を見てそう笑いながら首筋にキスを落とす。


みのりの体がピクンと反応したのを見て
浅井が服の下に手を忍び込ませた。



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