ずっと大好き…この恋は秘密 …


「浅井さん…

よくあたしの事覚えてましたね。

…毎日たくさんの人に教えてるのに」




自分の事を覚えていてくれた。


…それだけでもうれしかった。




『うん。

…オレもかわいいと思ってたから』



なんの躊躇もなく
突然言われた浅井からの言葉に

みのりは顔を赤くした。



「うそっ!

だって…


だって最後に挨拶した時
浅井さん何も言わなかった…」



『だって

おまえあん時友達と来てたじゃん』




みのりの頭が

浅井の言葉に混乱する。




うそ…


ホントに?





浅井さんから

『かわいい』なんて言われるなんて…


信じられない…








あまりの混乱に…


みのりはしばらく言葉がでなかった。






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