不機嫌彼氏



「お前ら何やってんの?」



すごい低く怒った声が聞こえた振り向くと



「拓也‥‥」



「愛ちょっとこい。」



「ちょっ、痛いよ拓也」



そう言ったけど黙って
ぐいぐい私の腕を引っぱり歩く拓也。



人のいない教室に入り拓也は鍵を閉めた。




「お前さなんなの?意味わかんない」




意味わかんないって‥‥




「意味わかんないのは拓也でしょ?なんで?なんでお昼来てくれなかったの?
ずっと待ってたのになんで‥
他の女の子がいいなら
そう言ってよ‥もうやだよ。」



自然にボロボロ涙が溢れてくる





ギュッ




「えっ?」



と上を向いた瞬間キスをされた




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