夢で逢えたら

祈り

春の足音聞くには まだ早すぎる

早咲きのサンシュの雨にうたれて泣いた

春と夏と秋の中で

満月の夜を待ち祈りを捧げる

恋人にもなれず 友達にも戻れない

涙の枯れる時はいつ訪れるのかな



あなたと星空のかわりに見た

街の宝石は少しくすんでいたけれど

満天の星を見せてくれると言う約束も

果たせないままだけど

記憶が思い出に変わっても

きっと 心の中はキラキラ輝いている



愛するという大切なことを教えてくれた

あなたのために

今夜も月に祈るよ

「あなたが幸せに過ごせますように」と・・・




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