どスケベなアイツ
急に黙る時は……。
もしかして、野久保さん、私とキスしたいとか思ってる?
チラ見するけど、別にそんなに思い積めた感じもないし?
「何や?チラ見して。そんなに俺に惚れたんか?」
ドキッ!
いつものギャグが…ない。
何で?
「ちっ…違…くて。」
「ほな、何で?」
穴が開く程、真剣に私を見つめてる野久保さんが…怖い。
「プッ…。何ちゅー顔してんねんな。
んな顔せんでも、いきなし食わへんよ」
えっ…。