どスケベなアイツ
『男は、繊細な生き物…』
またしても、優花の言葉が浮かんだ。
「ごめん…なさい。」
そっと背中に手を置いた。
「復活!ぼちぼち帰るかぁ。遅ぅなってもあかんしな?」
私の頭を軽くポンポンとした。
「あの……。」
「ん!?」
「頬っぺ…なら…いいですよ?」
「どないしたん?」
「頬っぺたなら…いいです…よ?」
その言葉に、ビックリして目をパチクリさせていた。
私…勇気出せたかな?
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