ミズキカロリー
気まずいが、ゆっくりスカートをめくってあげよう。
キスよりも先にそちらの方を優先したいもので。
とうとう目を開いたゆきみに、ゆっくり舌を出して黒い一滴の
滴を見せつけた。
ゆきみはその滴を眺めるとゆっくりと人差し指で拭き取り、自分の舌にこすりつけ、飲み込んだ。
「キスしてくれないならこれで間接キスになったかな?」
「なったと思うけど・・・スカートめくりさせて」
「ッ、なんでぇ?」
「いいから。ゆきみのことをさ・・・好きじゃないけど、なんか仲直りとしてさせてくれないかな」
「別にいいけど、どぉぞ」
「どぉも」
僕の腕がゆきみのミニスカートに動く。
ゆっくりとめくり終わる頃には、ゆきみは涙をこらえていた。
「なんで泣いてんだよ」
「嬉しいの。ミズキがそんなことしてくれると思わなかったからさ」
「そんなこと言われてもどう対応すればいいかわからないんだけど・・・」
「いいから、今は泣かせて」
「あっ・・・見ィちゃった!」
「なにがぁ?」
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