彼とアタシの1週間
「アヤコ、この少しの時間で
どんだけ表情変わってるか・・・
恥ずかしがったり
怒ったり困ったり・・・
すごくわかりやすい・・・」
西院くんは笑いながら言う。
な・・・なんなの。
この人。
アタシが一生懸命に
真剣に考えてるのにっ!
「な・・・
なにがオカシイんよっ!
アタシこれでも西院くんに
気遣って・・・!」
アタシは立ち上がり机をバンと
両手で叩き
カラダを乗り出して彼に言う。