彼とアタシの1週間

それまで
アタシが見下ろしていた彼が
今度は見上げる位置になる。



あ、

またなんかヤバイ雰囲気・・・。






そう思った瞬間に彼はアタシの
髪をかき上げ耳元に顔を寄せた。





そして

声を出さずに吐息だけで囁いた。





「ありがとう」






「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」







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