【完】メガネちゃんの秘密~番外編~
だけど、すぐに離れた。




「そっ、蒼空?」



そして、蒼空はあたしをギュッと抱き締めた。





「俺……
先輩と離れたくないっす……」



蒼空はあたしを抱き締めたまま口を開いた。





「……えっ?」


「卒業なんか……
して欲しくない」



蒼空の腕の力が少しだけ強くなった。





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