俺様とあたし。
そしてまた身勝手発言。
静磨「俺様が触ってたいからいいんだよ」
羅那は再び呆気に取られ、そして再び溜め息を吐いた。
羅那「これ、私の手ね。」
静磨「あぁ」
知ってるよ,そんなのみたいな言い方である。
羅那「持ち主が放せといってんだから、放して」
羅那は睨みを利かせ、少し強めに言った。
しかし静磨は動じない。
それどころかにこやかにこういった。
静磨「じゃ、今日からおまえ俺のもん」
《……は?》
静磨「おまえ」
羅那はこのあと、衝撃的な言葉を聞くことになる。
静磨「俺様のもんになれよ」