大好きだった人を忘れる法則


お父さん―。

お父さんが外国に行ったのは、私がまだ10歳のころ、仕事の関係上、世界を飛び回らなくてはならないため、私はお父さんと遊んだ記憶もなければまともに話した記憶もない。

寂しくないと言ったら嘘になってしまうけど。

正直、父親というのがどういう存在なのかが私にはわからない。

きっとお父さんのことを父親と思ったことは1度もなかった気がする、小さい頃から、ひとりの大人、として接してきたからだと思っていた。
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

もしあの日に戻れたら

総文字数/6,824

恋愛(その他)40ページ

表紙を見る
生きる意味

総文字数/974

詩・短歌・俳句・川柳18ページ

表紙を見る
memorys

総文字数/1,032

青春・友情4ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop