半分の恋~Half of love~
文化祭週間が始まり、毎日遅くまで残る生徒がぼつぼつ出始めた。
そんな中ぼくのクラスではまだ誰も残る人はいなかった。
文化祭まで日にちがあるし、しょうがないか…。
と思い帰ろうとしたその時、
「晴くんっ」
さゆりだった。
「今日残って一緒に準備しようよ♪」
「う、うん。オレも今日残ろうかなぁって思ってたんだ」
もちろそんなことは思っていなかった笑
「やった♪じゃあ私看板つくるためのダンボールとってくるね」
「1人で持てる?」
「んー…」
「オレも行くよ」
ぼくたちはダンボールがある部屋へと向かった。