半分の恋~Half of love~
「さゆりってどんなんがタイプ~?」
と、ある女子がさゆりに聞いていた
ぼくは寝ているフリをして耳を傾けていた。
「うーん、私は積極的な人かな♪」
ぼくはそれを聞きながしたかのように深い眠りについてしまった
「おいっ晴」
と山田が起こしてきた
「んー…なんだよ」
「次体育だろっ、いつまでも寝てたら授業に遅れるぞ」
「あっ…次体育か。今日またソフトだっけ?」
「ん~、さぁな。てかはやく着替えろよっ。また吉野に怒られるぞ」
「大丈夫だって、多分オレ吉野先生に気に入られてるから笑」
「勘違いだろっ笑」
そして、ぼくはいつものように体育の授業に向かった。