半分の恋~Half of love~
「おいお前ら急げよー」



「ほらっあまり怒られなかったろ?」


グラウンドは焦げ付くような暑さだった。


なぜなら今は6月の中旬…暑いわけだ



ソフトをしていたら急に山田が倒れた。



「井上!?熱中症かもしれん…はやく日かげへ」


「はい!」
ぼくは素早く山田を日かげ運んだ



「…熱中症じゃないな」


そう…山田は昨日の寝不足により貧血をおこしただけだった。


ぼくは山田を保健室に連れていった



そしてドアを開けたその時
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