薔薇の王女
私は怒りと悲しみの気持ちを抑えられずサシャに当たった

「お母様は亡くなってしまったのよ!!もう二度と会えないの!私はなんであんな別れ方をしてしまったの…もう謝る事も出来ない…」

サシャはショックで目が涙で滲んでいた、自分勝手だって分かってる。でもこの気持ちをどう整理していいか分からないの

「クレア様、クレア王女様落ち着いて下さい。」

サシャがどうしていいか困ってるとドアが開きアイク様が入って来た

「ううっ…」

私は涙を見られたくないからシーツを頭からかぶって背を向けた

「お気持ちお察しいたします。どうか私達を信じて下さいませんか?必ずやアメリア様をあのようなめにあわした襲撃者を捕らえてみせます」
そう言うとアイク様は膝を付き頭を下げた

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