薔薇の王女
そして……私は妊娠したわ。
王の喜び様はすごく私も幸せな気持ちになった。
「アンよ、立派な男子を生むのだぞ。私とお前の子を。」
「はい!!お腹の子はもちろん世継ぎ様でしょう…でも王たとえ私が御子を生んでもメアリ様が居られます。」
「それがどうした?メアリは女ぞ、確かに出来た娘だがな。母親に似て少し頭が固い所があるがな。」
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