薔薇の王女
今日も私達は外に出て森の中の河原に来ていた。
「フィナ様?クレア王女様をご存知ですか?」
私は河の中を覗いてたのをやめ振り返り
「確か、ヘンリー王の娘で喋らないって聞きましたけど…」
お父様が『あの姫は阿呆姫だ、全く話さないしヘンリー王も嘆いていらっしゃるだろう。』っておっしゃってたわ。
「あの王女様はね・・・母親を亡くしているの、それも父親の手により殺されてしまって・・・だから心を閉ざしまわれてるの。」
「そんなっ!実の父親に母親を・・・そんなの、そんなの可哀想過ぎます!」
「私はあの方は決して阿呆姫とは思わないの、本当は優しくて頭のいい方だと聞いた事があるの。だからね、フィナ様?友人になっていただきたいの。」
そう言いアメリア様は頭を下げる
「辞めて下さい、頭を下げるなんて。私クレア王女様に会ってみたい、そしてこの世には辛いことばかりじゃないって教えてあげたいわ!!」
「フィナ様……ありがとうございます。クレア様のことお願いしますね。」
「フィナ様?クレア王女様をご存知ですか?」
私は河の中を覗いてたのをやめ振り返り
「確か、ヘンリー王の娘で喋らないって聞きましたけど…」
お父様が『あの姫は阿呆姫だ、全く話さないしヘンリー王も嘆いていらっしゃるだろう。』っておっしゃってたわ。
「あの王女様はね・・・母親を亡くしているの、それも父親の手により殺されてしまって・・・だから心を閉ざしまわれてるの。」
「そんなっ!実の父親に母親を・・・そんなの、そんなの可哀想過ぎます!」
「私はあの方は決して阿呆姫とは思わないの、本当は優しくて頭のいい方だと聞いた事があるの。だからね、フィナ様?友人になっていただきたいの。」
そう言いアメリア様は頭を下げる
「辞めて下さい、頭を下げるなんて。私クレア王女様に会ってみたい、そしてこの世には辛いことばかりじゃないって教えてあげたいわ!!」
「フィナ様……ありがとうございます。クレア様のことお願いしますね。」