薔薇の王女
ギルフォードは余裕の笑みを浮かべながらまた激しく唇を重ねてきて


「ん…ふぁ…ん!!」

何か!!舌が口の中に入ってくる


頭がクラクラする

私が息も絶え絶えな様子を見ながらギルフォードは私の腰ひもに手を伸ばし一気にほどいた。

「や…だ…やめて!!見ないで!」

もう恥ずかしくて死にそうだった

「何を今さら、今夜こうなることは分かってたろ?言っとくが俺は初めてだろうが優しくしようなんて思わんからな。」

その言葉を聞いて私は恐怖を感じた。ギルフォードの冷たい瞳、長い黒髪をかきあげながら私の腕を押さえ首すじに唇を這わせ
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