薔薇の王女
月日は過ぎ……
クレアは健康に育ち、今では二歳になりました。頭の良い子で、色々な事を吸収するのでわたくしは何でも自分の教えられる事は教えました。
「本当にクレア様は良く出来た方で、頭も良く。本当に王子でいらしたら…」
侍女達はそう話すのが聞こえ、私がそちらを見ると2人程いた侍女は「申し訳ありません!!」といい下がりました。
王は時折クレアに会いに来て下さるけど、私にはあまり話しかけてくださらない…前みたいに寵を受ける事もなく形だけの王妃として私はいる…
クレアは健康に育ち、今では二歳になりました。頭の良い子で、色々な事を吸収するのでわたくしは何でも自分の教えられる事は教えました。
「本当にクレア様は良く出来た方で、頭も良く。本当に王子でいらしたら…」
侍女達はそう話すのが聞こえ、私がそちらを見ると2人程いた侍女は「申し訳ありません!!」といい下がりました。
王は時折クレアに会いに来て下さるけど、私にはあまり話しかけてくださらない…前みたいに寵を受ける事もなく形だけの王妃として私はいる…