薔薇の王女
「私はメアリ様の側近のレオナルドと申します、全ての黒幕はウィリアムだとメアリ様は分かっておられます」
すっ、と服の中に手を入れ一つの丸められた書類を出し
「これは退位を認める書類です。これにフィナ様はサインを…」
その紙には(女王としての権限を全て剥奪し退位する)と書いてあり
私は迷わずその書類にサインをする
本当は早く女王なんてやめたかった
この頭の上の王冠からも
ウィリアムの操り人形からも
逃げたかったの
「では、この書類はメアリ様に。しばらくはこの牢にてお過ごし下さい」
そう言い牢から出て
ガシャン、と鍵をかけられる音と共に全ての者が出て行き
私達二人になった
すっ、と服の中に手を入れ一つの丸められた書類を出し
「これは退位を認める書類です。これにフィナ様はサインを…」
その紙には(女王としての権限を全て剥奪し退位する)と書いてあり
私は迷わずその書類にサインをする
本当は早く女王なんてやめたかった
この頭の上の王冠からも
ウィリアムの操り人形からも
逃げたかったの
「では、この書類はメアリ様に。しばらくはこの牢にてお過ごし下さい」
そう言い牢から出て
ガシャン、と鍵をかけられる音と共に全ての者が出て行き
私達二人になった