薔薇の王女
ウィリアムは私達とは別の牢に入れられたと聞いた。
連れて行かれる時しばらく抵抗してたけど、最後は諦めたのか黙って歩いて行くのは見えた。
窓の格子から手を離し夫を見る。夫は唇を噛みながら私を見ながら
「……王座なんて…どうでもいい。何でお前がこんな目に合わないといけない!!」
ガンッと机を手で叩きながら叫び
「俺は…俺はお前を幸せにするなら王になるしかないって思ってた。お前を救いたかったんだ」
「ギルフォード…あなた私と結婚なんて嫌だって最初言ってたから…てっきり」
「俺はな…クソッ!!こんなこと言うなんてな。俺はお前に惚れていたんだよ」
ギルフォードはおでこに手を当て、顔を赤めながら
こんなギルフォードを見るのは初めて
私に惚れていた?でも最初「乳臭い娘」って言われたから
どういうこと?
「ねえ、ギルフォード?それって?」
連れて行かれる時しばらく抵抗してたけど、最後は諦めたのか黙って歩いて行くのは見えた。
窓の格子から手を離し夫を見る。夫は唇を噛みながら私を見ながら
「……王座なんて…どうでもいい。何でお前がこんな目に合わないといけない!!」
ガンッと机を手で叩きながら叫び
「俺は…俺はお前を幸せにするなら王になるしかないって思ってた。お前を救いたかったんだ」
「ギルフォード…あなた私と結婚なんて嫌だって最初言ってたから…てっきり」
「俺はな…クソッ!!こんなこと言うなんてな。俺はお前に惚れていたんだよ」
ギルフォードはおでこに手を当て、顔を赤めながら
こんなギルフォードを見るのは初めて
私に惚れていた?でも最初「乳臭い娘」って言われたから
どういうこと?
「ねえ、ギルフォード?それって?」