薔薇の王女
この女…あの事に気付いているのか?


そんなはずはない。証拠は全て処分した…あの計画を知ってる者はあの男以外は全て消したはずだ。

「私は何も隠してはおりません。何を根拠にそのようなことを?」

俺がそう返すと一瞬女王の顔が曇り、すぐにうっすら笑みを浮かべ

「……まぁいいでしょう、何か望みはあるかしら?」






こうなればあの手を使うしかない!!


最後の手を
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