薔薇の王女
「アメリア様を殺したのはあなたね、襲撃者達の主というのは。」
ピクッと顔つきがみるみる変わっていく
「……そのような事は……証拠でもあるのですか?」
「ええ、あるわ。」
ドレスの中に隠していた袋を出し、その中から
あのメダルを
「このメダルはね、アイク達を襲った者が落とした物なの。このメダルに彫られてるこの家紋……シーモア家のものよね?」
メダルを突き付けるとウィリアムは酷く驚いたのか呼吸が荒くなり
「何故それを!!!そうかフォルカめ!!」
「やはりあなたが犯人だったのね…でもどうしてアメリア様を殺したの?」