薔薇の王女






突き付けた手に力が入る。

そのメダルを見ながら目を閉じ何か言った後突然


「くくっ……ただの頭の悪い娘だと思ってたが」



バッ!!

「あっ!!」

メダルを手から奪われそのメダルを手でギュッと握ると

ウィリアムは窓からそのメダルを投げた。

「こんなものでバレてしまうとはな!!」

そこには私の知っているウィリアムはいなくて


自分の妻を手にかけた男がいる。

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