薔薇の王女



うあぁぁぁー――…

陽が少し傾き辺りも暗くなる頃


城下町の中心である広場または








処刑場と




呼ばれる場所に太い木の棒が立てられ、その下には藁がしかれた




「やめてくれ!!俺にはまだ家庭があるんだ!」


「私達が何か悪い事をしましたか?ただ神に対して祈りを捧げているだけなのに…」


国の役人の指示で一般市民の男性、それに信者である牧師が何人か連れてこられた
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