薔薇の王女




「海の男はすぐ泣かないよ!!」


少年は顔を赤めながら叫んだ


「あら、あなた海の男だったの?」


正直そこらへんの普通の少年かと思った


だって肌も焼けてないし海男って感じでもないし…







「俺は必ず自分の船を持つんだ、それでこの海の端まで行きたい」


嬉しそうに話す少年を見て、羨ましいって思った









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