薔薇の王女
大きくでゴツゴツした手


廊下を歩き、階段を降りる


その間もずっと手を繋いでくれて


会う度に手のひらにマメが増えてるのは
それだけ剣術の訓練をしているってことが分かる


剣を振る時のセシル

誰よりも自分に厳しい


そんな貴方が私は本当に好き





「セシル大…好きです」


ちょっと照れながらだったから最後は声が小さくなってしまった





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