薔薇の王女
威厳のあるオーラを出すスペイン王に落ち着きのある王妃様

「お初にお目にかかります…メアリー女王の妹のクレアと申します。」

私はそう言い身体を低くし挨拶をした


すると、王妃様が

「ええ、よくあなたの事はご存じよ。我がスペイン王家に恥をかかした女の娘だということも」

すっ、と私の前に立ち頬に手を触れる

「私達はメアリ様しかイギリスの正当な後継者認めていませんわ、あなたなどただのお情けで生まれた子なんですから」



ギュッと頬に触れてる手に力が入り


「っつ……」


痛い…
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