薔薇の王女

ロンドン塔へ…

「久しぶりね?お母様、フィナ…」


そこはお母様やフィナ達が眠ってる教会だった


ここに眠る者はほとんどが反逆や何かしらの理由で処刑された者ばかり、だから訪れる者も少なくひっそりとしている

ガチャリ…

門を開けてもらい中に入り
ひんやりとした空気が流れ少し薄暗い

お母様の墓の前に行くと、埃がかぶっていたので落とし綺麗にする

持ってきたお花を添え手を合わす


「お母様は…お父様の事恨んだりしなかったのかしら?」


< 505 / 625 >

この作品をシェア

pagetop