薔薇の王女
「俺何かでいいのか?俺は身分もあなたとは違い本来なら触れるのでさえ禁じられる身なのに…俺何かにそんな」
そんな事。
私も膝をつき彼を抱きしめる。
「私ね、あなたに会えて世界が変わったの。話す事も笑う事も恋する事も、あなたが私を変えてくれた。それに私はセシルが好きで好きでたまらないの。あなた以外考えられない…」
「ありがとう…俺もあなたを愛している」
ふわりと抱き上げられベッドに降ろされる。
優しく服を脱がされ触れられる。
「は、恥ずかしい…もう全然女らしくなくてごめんなさい…」
そしたら彼は私を激しく愛撫しキスをする。
「俺はあなたがいいんだ。それに俺も初めてだから加減が分からん、キツかったら言ってくれ。」
私達は夢中でお互いを求めた。私の身体は熱く彼も熱く
「いっ…痛い…」
「大丈夫か?辛いなら…」
やめないで
「やめないで…大丈夫だから…とても嬉しい」
「本当にいとおしい。愛しているクレア。」
「私も…セシル…」
この暖かさを失いたくない。
死なないでセシル…