薔薇の王女
「お姉様、もし王族ではない人と結婚したいと言ったら怒りますか…?」
思いきって聞いてみる。
「クレア、あなた誰かいるの?そのような方が…?」
お姉様は驚いた様子で立ち上がり手を握る
「私…あの結婚したい方がいるんです!でもその人は貴族でも王族でもなくて…だけど私はその人が好きなんです!!」
ブニブニっ…
??
「おにぇさまぁ…い、いたいれす…」
いきなりお姉様にほっぺを摘ままれた、しかもブニブニやられて
い、痛いです。お姉様…
「まったく!二人して似たことして!やっぱり姉妹なのかしら…ああお父様ごめんなさい。」
摘まんでた手を離して、首をふるお姉様。似たことってどういう意味だろ?
「お姉様…似たことって?」
摘ままれたほっぺたを擦りながら聞いてみる
「私もクレアと同じ…レオナルドがいいのよ。だから同じなのに許さないわけないでしょう?」
「きゃー!お姉様ありがとう!ってお姉様レオナルドと上手くいったのね、おめでとう!!」
ものすごい勢いで抱きつく、その勢いで倒れてしまい二人してしりもち。