薔薇の王女
次の日城の王位の間に家臣や騎士達が集められる。


その中でソワソワしているのは



「おーい!セシル今日何があるか知らないのか?」

落ち着かない様子のケビンがセシルに問いかける、首を横に振るセシル



「なんだろうなぁースペインに勝ってからまだ日も浅いし…はっ!もしや王女様の結婚相手が決まったとか!?」


ゴンッ!


「いてて…殴るなよーちょっと冗談言っただけだろ…セシル」


「うるさい、次くだらん事言ったらもう何も奢らんからな」



ざわざわし始めたその時




「女王陛下、クレア王女様のおなりでございます!!」


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