薔薇の王女
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こちらはセシルの部屋…





「うぃー!!!セシルおめでとう!!」

ケビンがセシルの頭から酒をぶっかける、同僚達も同じく頭からかける




みんなにもみくちゃにされセシルはボロボロ


「ああ…ありがとう…俺もまだ信じられないんだよ、女王と結婚するなんて…嘘みたいだ…」



するとケビンがセシルの頭をわしわしかき



「なぁーに言ってんだ!あんな熱烈なプロポーズしたくせに!このこの!」



カァと赤くなる顔。しかもあんな大勢の前であんなこと



「あー!こいつ照れてんぞ!おもしれー!」





「うるさーい!!」

セシルが叫ぶがケビン達のニヤニヤは止まらない




ガチャリ…



「ずいぶん楽しそうだがすまないが、セシルをちょっと借りるぞ。」

団長が入ってきてヒョイと連れていかれた。



あいつらニヤニヤしやがって…後で切るか


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