薔薇の王女
「ねえ…クレア?式が終わったらあの場所に行かない?」
二人して鏡の前に座らされて髪をとかしたり整えられている。
「あの場所?」
「フィナ、アンが眠る教会よ。私達はいかなければ行けないわ。」
フィナにお母様…私の大切な人達。
「うん…そうだね。フィナもお母様もエドワードもみんなに報告しないとね。」
髪も終わり全ての準備が終わる。
「さぁ、行きましょ?国民も待っているわ‼貴方を‼」
お姉様から手を差しのべられその手をしっかり握る。
「お姉様行きましょ‼」