薔薇の王女
少女はうつ向いたまま何も話さない。
俺もあまり喋るのは好きではないが――流石に何か言うだろう…
「お前どういうつもりだ??何で身を投げようとした?答えろ。」
俺がそう言うと初めて少女は顔を上げた。
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