薔薇の王女
侍女達はうんざりした顔をしながら少女を――いや、王女を連れて行こうとした。俺は我慢が出来ず
「おい!お前達王女に対してその態度はあまりにも目に余ると思うが?」
そう言って侍女達を引き留めた。彼女達の顔は驚きに満ちていて、ケビンも驚いた顔をしてる。
「貴方はどなたでございますか?騎士の身なりをしておられる様ですが」
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