365回の軌跡
達也は駅で待っていた。夜7時。4月頭の空気にはまだ少し寒気が混じっている。達也は黒いパーカーのポケットに手を突っ込み、立っていた。
「おまたせ!」
「おう、お疲れさん。飯まだだろ?」
「うん!」
達也は少し元気がなさそうだ。疲れてるのかな?
「おまたせ!」
「おう、お疲れさん。飯まだだろ?」
「うん!」
達也は少し元気がなさそうだ。疲れてるのかな?