365回の軌跡
達也と付き合い始めて私の生活はガラリと変わった。毎日が楽しかった。今まで恋に興味が無かった分、何かが決壊したかの様に達也が愛しかった。いつも達也のことを考えていた。達也もそれに答えてくれた。始めての恋で、達也が最後の恋人になるだろうなってことは私も達也も疑わなかったと思う。
家が三駅離れた同じ沿線沿いだった。当然お互いに家を行き来し、週の半分は夜も一緒に寝た。東京なんて職場と家しか知らなかった私はデートで色々な所へも行った。思い出だけが矢継ぎ早に増えていった。
家が三駅離れた同じ沿線沿いだった。当然お互いに家を行き来し、週の半分は夜も一緒に寝た。東京なんて職場と家しか知らなかった私はデートで色々な所へも行った。思い出だけが矢継ぎ早に増えていった。