ロ包 ロ孝
「いいっすよ! フゥゥウウウ」
「行くわね? フゥゥウウウ」
俺達は【者】と【玄武】を放ち、準備をする。持ち上げ役2人の肩を叩いて合図をすると、彼らは気合いと共に力を込めた。
「よぉいっしょぉっ!」
4WD車の後輪はひょいと持ち上がり、少しずつ動き始めた。
「栗はら……栗林! 前タイヤを曲げろ! フゥゥウウウ」
【者】を使い、3倍力になった栗原がタイヤをこじると車は縁石で止まる。そして挟まっていた彼を慎重に引き出した。
「オッケーっす。もう降ろしてもいいっスよ」
ゆっくりと4WD車が地面に降ろされると、野次馬達から一斉に歓声が上がった。
「凄いぞ、兄ちゃん達!」
「ありがとう、海袋エンジェルス」
「いいぞ! エンジェルス!」
そして誰からともなくエンジェルスコールが沸き上がる。
「エンジェルス! エンジェルス! エンジェルス! エンジェルス!」
歓声と手拍子に包まれながら俺達が高揚感に浸っていられたのは、僅かな間だけだった。
ウウゥ〜 ピーポーピーポー
けたたましくサイレンを鳴らし、パトカーと救急車が到着したからだ。
「こちらです」
「ご苦労様です。救出お疲れ様でした」
バイクの彼はストレッチャーに乗せられ、搬送されて行った。俺達が出来るのはここ迄だ。
「助かるといいわね」
小さくなっていく救急車を見送りながら里美が呟いた。
「幸い酷い外傷は見当たらなかったからな。後は病院で何とかしてくれるさ」
その後俺達は警察の事故検分に協力したり、事故現場周辺の清掃をしたりしていたが、そうこうしている内にかなり時間が経っていた。
「行くわね? フゥゥウウウ」
俺達は【者】と【玄武】を放ち、準備をする。持ち上げ役2人の肩を叩いて合図をすると、彼らは気合いと共に力を込めた。
「よぉいっしょぉっ!」
4WD車の後輪はひょいと持ち上がり、少しずつ動き始めた。
「栗はら……栗林! 前タイヤを曲げろ! フゥゥウウウ」
【者】を使い、3倍力になった栗原がタイヤをこじると車は縁石で止まる。そして挟まっていた彼を慎重に引き出した。
「オッケーっす。もう降ろしてもいいっスよ」
ゆっくりと4WD車が地面に降ろされると、野次馬達から一斉に歓声が上がった。
「凄いぞ、兄ちゃん達!」
「ありがとう、海袋エンジェルス」
「いいぞ! エンジェルス!」
そして誰からともなくエンジェルスコールが沸き上がる。
「エンジェルス! エンジェルス! エンジェルス! エンジェルス!」
歓声と手拍子に包まれながら俺達が高揚感に浸っていられたのは、僅かな間だけだった。
ウウゥ〜 ピーポーピーポー
けたたましくサイレンを鳴らし、パトカーと救急車が到着したからだ。
「こちらです」
「ご苦労様です。救出お疲れ様でした」
バイクの彼はストレッチャーに乗せられ、搬送されて行った。俺達が出来るのはここ迄だ。
「助かるといいわね」
小さくなっていく救急車を見送りながら里美が呟いた。
「幸い酷い外傷は見当たらなかったからな。後は病院で何とかしてくれるさ」
その後俺達は警察の事故検分に協力したり、事故現場周辺の清掃をしたりしていたが、そうこうしている内にかなり時間が経っていた。