オルゴール
その次の日から拓とはあまりしゃべらなくなった。
日に日に悪化していく。
そして、ついには”愛華”から苗字の”大月”になっていき、愛華も”拓”ではなく、”藤井”になっていった。
ついにはもう、しゃべらなくなっていた。
侑とも自然にしゃべらなくなっていった。
この時期からだろうか、関係が壊れ始めたのは。
学校が終わってからも、遊ばなくなった。
みんなからすれば”幼馴染ってそんなもんじゃん??”って思うかもだけど、心に穴がぽっかり開いた気分だ。
奈々も同じようで名前ではなく苗字で呼ぶようになっていた。
思っていたよりコンナ簡単に崩れるもんだと思った。
日に日に4人で過ぎた日々が思い出となっていく。
学校の帰り道、友達と別れ、一人で帰った。
空に夕日を浮かべ。
ふと通りかかったいつも遊んでいたあの公園。
とても懐かしかった。
気がつけばもう冬だ。
君と居ない冬はなぜだか心ぼろくて、いつもより寒かった。
あの日見た夕日は、あの約束の時のように綺麗な夕日だった。
君と見ない夕日はどこかさびしげに見えた。
日に日に悪化していく。
そして、ついには”愛華”から苗字の”大月”になっていき、愛華も”拓”ではなく、”藤井”になっていった。
ついにはもう、しゃべらなくなっていた。
侑とも自然にしゃべらなくなっていった。
この時期からだろうか、関係が壊れ始めたのは。
学校が終わってからも、遊ばなくなった。
みんなからすれば”幼馴染ってそんなもんじゃん??”って思うかもだけど、心に穴がぽっかり開いた気分だ。
奈々も同じようで名前ではなく苗字で呼ぶようになっていた。
思っていたよりコンナ簡単に崩れるもんだと思った。
日に日に4人で過ぎた日々が思い出となっていく。
学校の帰り道、友達と別れ、一人で帰った。
空に夕日を浮かべ。
ふと通りかかったいつも遊んでいたあの公園。
とても懐かしかった。
気がつけばもう冬だ。
君と居ない冬はなぜだか心ぼろくて、いつもより寒かった。
あの日見た夕日は、あの約束の時のように綺麗な夕日だった。
君と見ない夕日はどこかさびしげに見えた。