隣のあいつ
新の話は面白くて、学校が毎日楽しくなった。

そんなある日・・・

「新は今まで何人と付き合った?」

何となく・・・聞きたかった。

「5人くらい?かな・・・。」

こっ・・・コイツ、モテてるじゃん。
「へ〜。モテるね〜。」

イヤミな言い方で言い放った。

「そう?普通じゃね?」

・・・。あたしにとっては普通じゃないんだけど・・・。

「なぁ、急だけど遥は俺の味方でいてくれる?」

突然の新の質問の答えは決まっていた。

「当たり前じゃん。新は・・・?」

聞かれたから聞きたくなった。

「当たり前じゃん。」

新はあたしのヒーローだね☆

なんて、頭の中で考えてた。
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