明日と言う日
もう、戻れないであろう地上を見ようと下を見てみたが、あのワッカも消え、そこは、ただの青白い空間があるだけだった。



目指す場所はどこかと、上を見てみたが、何も無い。



無理やり歩かされているわけではないのに、皆、どこに逝くと言うのだろうか…



耳(があるかどうかも分からないが…)に聞こえたさっきの鈴の音が、ほんの少しだけ
大きくなった気がした。







まだ…到着地は遠いのだろうか…。
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